東京圏生活

生活と仕事に関すること

誰にでもできる超効率的な資産形成の方法

世の中には多種多様な投資商品が存在しており、自分もこれまでに様々なものを試してきました。その中で、一般的な個人の資産形成にあたり最も効率的だと結論付けた方法があります。

王道であり誰もがその重要性を理解しているが故に、面白い方法だとは思えないかもしれません。

その方法とはずばり、貯金です。

本当に大切な貯金のすすめ

お金というものは、この社会で生きるための必要不可欠の基盤であり、その管理については他の何よりも注意を払わなければなりません。

お金の管理と同等に重要と言えるものは、健康管理とタイムマネジメントくらいなものだと思います。

その重要なお金は、使えば減るし、使わなければ貯まります。数字として明確に見ることができる分、大変分かりやすい。その管理は健康管理などよりもだいぶ楽なものです。

使わなければ貯まるならば、使わなければ良いのです。そうすれば、何のリスクも負うことなく資産が形成されていきます。資産運用においては、ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンが常識ですが、貯金は一切のリスク無く残高を積み上げてゆくことができます。

まずは貯金をすることです。資本主義社会において、十分な預金残高はそのまま社会における力となるのです。

使う前に、貯める

お金は使う前に、貯めましょう。それが原則です。

十分な貯蓄は心のゆとりを生みます。まずはこれを確保することが肝要です。お金を使うのはそれからでも遅くはありません。

ましてや、自分の資産総額よりも大きな金額の買い物をするなどというのはもってのほかです。クレジットカードも、お金を貯めるより先に使ってしまうような性質のものですから、基本的には使用を控えた方が良いでしょう。

貯蓄の欠乏や借金は、心のゆとりを奪います。そして、それは生活の根幹に関わる差し迫った問題として、頭から離れることはないでしょう。そんな状態では、楽しい日々を過ごすことはできません。

まずは貯金をしましょう。そして、心のゆとりを手に入れましょう。

資産運用と資産形成

資産運用と資産形成とは異なるものです。資産運用は、元手となる資産があってはじめてまともな効果があります。元手が十分に無い場合には、まずは最初に資産を作らなければなりません。それが、資産形成なのです。

そして、資産形成をするための最も効率的な方法が、貯金なのです。

ですから、まずは、貯金をしましょう。株や債券等を買う前に、まずは貯金をしましょう。

預金残高は力なり。

 

年収200万円からの貯金生活宣言

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LINEの有料通話が凄いという話

知らなかったんですが、LINEって普通の固定電話や携帯電話に宛てて、めちゃめちゃ安い料金で電話をかけられるんですね。

LINE Out というサービスです。

電話の受信は出来ないのですが、発信だけなら格安で通話をすることができます。

  • LINE Out 固定電話宛 3円/1分
  • LINE Out 携帯電話宛 14円/1分

3大キャリアの通常の携帯料金が 40円/1分 (20分/30秒)ですから、固定電話にかける場合は実に10分の1以下の料金になるわけです。

さらに、基本使用料もありませんので、手軽に電話をかけることができます。

050番号のIP電話も通話料は安いですが、こちらは別途で月額基本料金がかかったり、別アプリをインストールする必要があったりと、ちょっと手軽さに欠ける部分があると思います。

その点、LINE Out は、いまや誰もがすでにインストールしているであろうLINEアプリ単体で、追加のインストール等をすることなく利用することが出来ます。

通話料がこんなに安いと知ったからには、これからは電話の発信には積極的に LINE Out を活用しようと思っています。

 

相手の心をしっかりつかむ プロフェッショナル電話力 話し方 聞き方 講座

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南国の楽園で、莫大な財産に囲まれながらたった一人で暮らすことを想像してみる

それは幸せでしょうか。
あまり幸せではなさそうです。

とはいえ、退屈すぎて死ぬかというと、すぐにはそうならないかもしれません。
ひたすら映画を見るとか。
ひたすら小説を読むとか。
あるいは小説を書いてみるとか。
空想のお伽話にふけってみるとか。

まぁ、一応は愉しめそうですが、しかし間違いなく飽きそうです。
それも、さほど長続きしないうちに。

であれば、家族や友人と過ごした方が断然楽しそうです。
南国でなくても。
財産がなくても。

それが社会性を持つ動物たる人間の性であり、人生のコツなのかもしれません。

 

幸せって、なんだっけ 「豊かさ」という幻想を超えて (ソフトバンク新書)
 

 

世の中に本当に必要な仕事の給料は安い

世の中に必要な仕事というのは、本当はシンプルなはずです。そして、そういうシンプルで必要な仕事に就く人達の給料は、世の中一般的にみて低いです。育児とか介護とかそうですね。

一方で、世の中は無駄に複雑化しています。そして、その複雑で無駄な仕事をする人達の給料は高いのです。うーんたとえば、金融とか金融とか。

意味がわかりませんね。

彼らは、無駄な仕事にあたかも価値があるように喧伝して、資本主義社会の中でお金を獲得しているのです。

ところが、ここにきて転機が訪れました。人工知能技術の急激な進歩です。

人工知能が私達の仕事を奪うということが、ある種の畏怖を伴って喧伝されています。

でも、世の中に本当に必要なシンプルな仕事は、人工知能が現れてもあまり取って代わられることはないのではでしょうか。

私達の生活に密接に関わる土着の仕事は、機械に置き換えることは難しいですし、置き換えるにしてもそのコストは過大になります。

逆に、人工知能に奪われるのは複雑で無駄な仕事です。人工知能は知的で複雑なタスクを解決するのは得意なので、人間を遥かに凌駕するスピードであっという間にタスクを処理してしまいます。

人工知能が、元々無駄であった仕事の無駄さを暴いて、全て片付けてしまうのです。

東京都心の本社で働いているようなホワイトカラーの事務職は、ほとんど全員いらなくなるんじゃないでしょうか。

そして、最後に残るのは、自分自身の手でモノやサービスを生み出している人達なのです。

 

そう考えると、自分の仕事も将来無くなってしまうので、困るのですが。

 

 

満員電車での領土争いは不毛どころか逆効果なのでやめた方がいい

社畜であることの何が嫌って、朝の満員電車での通勤ですよね。これは、都心に務めるサラリーマンであれば、公務員だろうがホワイト企業勤務だろうが関係なく降りかかってくる共通の問題だと思います。

だから、オフィスなんてもう無くして在宅勤務にすればいいじゃんとか、せめてフレックスタイム制にして通勤時間をずらすべきだとか思うわけですが、これはまぁ個人の力ではどうにもならない話。

ですので、今回はそんな朝の満員電車を少しでも気楽に過ごすための工夫です。

スペース確保にこだわらない

まずはこれです。というかこれがほぼ全てです。

電車に乗るときは、場合によっては強引に中に入ることも必要かもしれませんが(そもそもそれ自体が異常なのですが)、一旦電車の中に入ったら、その後はなるべく体に力を入れないようにします。

狭いからって、スペースを確保するために隣の人を押してはいけません。

そんなことをすると、仁義なき戦いが始まります。

朝の通勤電車はよほど非人間的な過酷な環境なのでしょう、本当に仁義の無い戦いになります。人の心の醜悪さを見たければ満員電車に乗ると良いでしょう。

隣の人を押すと、押し返されます。でも、力を抜いて自然体でいると、意外なことに周囲からの圧力が和らぐんです。

その場の空気感と言いましょうか、無理にスペース確保しようとする自分勝手な人は敵視されますが、自然体でいると「こいつ、分かってんな」というような安心感を共有できるのでしょう、押し合いがぱたりと止みます。譲り合いの気持ちすら感じられるようになります。

相手がこちらのスペースを侵略してくるという疑心暗鬼を乗り越えて、ある種の信頼を築くことができれば、満員電車は今よりも少し楽になります。

 

狭さというものは争いを生みます。でも、元来狭い国土に生きる我々日本人は、歴史的にそうした環境に適応する術を知っているはずなんですね。

和を以て貴しと成す。なにかと批判されがちな日本人的協調精神ですが、劣悪な環境下での生き残り戦略としては馬鹿にしてはいけないのです。

 

満員電車がなくなる日―鉄道イノベーションが日本を救う (角川SSC新書)
 

 

モーツァルトは赤ちゃんのギャン泣きを止められるのか

はじめてのお留守番

ウチには生後数ヶ月の子供がいます。

今日は奥さんが一人で出かけることになったため、自分と子供の2人ではじめてのお留守番となりました。

日中のタスクは、おおむね以下の3つです。

  1. おむつをかえる
  2. ミルクをあげる
  3. 寝かしつける

まぁ、それほど難しいことはないんですよね。泣き声が聞こえたら、上記の1~3.を試行して赤ちゃんの要求を満たしてあげればいいだけなので。

ただし、時折、1~3.のどれをやっても泣き止まないときがあるわけです。しかも、子供の側もどんどんイライラしてきて余計にギャン泣き。挙句の果てには、泣き過ぎてむせたりします。そうすると、子育て初心者の自分なんかは焦ってしまうわけですね。

音楽を流す

そんなわけで、子供の気を紛らわすために音楽を流してみることにしました。

どうでもいい事ですが、自分はこれまでの人生で2度だけしか、音楽CDを購入したことがありません。

そのひとつは、アヴリル・ラヴィーン。 

 

Let Go

Let Go

 

 

そして、もうひとつが、モーツァルトピアノソナタです。

 

モーツァルト生誕250年記念BOX モーツァルト:ピアノソナタ全集

モーツァルト生誕250年記念BOX モーツァルト:ピアノソナタ全集

 

 

0歳児にアヴリル・ラヴィーンというのもなかなか辛そうなので、ここはモーツァルトでいきます。モーツァルトって、なんとなく知育にも良さそうですし。

ちなみにこのモーツァルトピアノソナタは、BGMとしても結構優秀なんですよ。

1.曲が長い

まず、1曲1曲が長いです。CDを一通り流そうとすると、おそらく数時間かかります。そのため、リピートをする必要がなく、同じフレーズばかり何度も聞くようなことになりません。

2.起伏に富んでいる

ピアノのインストルメンタルなわけですが、長いにも関わらずメロディーは単調ではなく多彩で、演奏も強弱の起伏に富んでいるため、聴いていて退屈しません。

3.作業妨害しない

一方で、ピアノの柔らかい音色は集中力を途切れさせることなく、空間を満たすBGMとしてなんだかオシャレな雰囲気を作り出します。主張が強すぎないので、邪魔にならないんですよね。

そんなわけで、赤ちゃんの寝かしつけBGMにも最適じゃないかと思ったわけです。

結果

意外と、悪くないです。

赤ちゃんの泣き声もでかいので、最初は泣き声にかき消されないような音量で流す必要がありますが、音楽に気付くと一旦落ち着くんですよね。 

で、そのまま寝たりなんてこともありました。

ただ、場合によっては効果が薄いこともあったり、音楽を止めた途端に大泣きし始めたこともあったので、使い方は多少考えないといけません。

 

音楽ならなんでもいいんじゃという話もあるかもしれませんが、そこはやはりモーツァルト。教育にも良さそうですし、BGMとしてもオシャレなので、子供と過ごしている間、しばらく流しっぱなしにしていても良いかもしれませんね。

電通「鬼十則」という劇薬

労働環境の劣悪さが問題となっている電通ですが、この電通には「鬼十則」という、一般の人から見たらドン引きの、極めてパンチの強い行動規範があります。

取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……

これは、電通鬼十則」の一節です。

まあ、アクの強い文章が並ぶ十則ですが、おそらくこの一文が一番過激なんじゃないかと思います。

……これが冗談ではなくなってしまっているから問題なんですね。

しかしながら、自分はこの電通鬼十則」に初めて出会ったとき、実のところそれほどネガティブな印象は受けませんでした。

電通鬼十則」は悪なのか?

一見すると、よく訓練された社畜を作りあげるためのスパルタ的な訓示のように見える鬼十則ですが、使い方さえ間違えなければ、これは仕事で成果を出すにあたって非常に強力な意識付けになると思うのです。

一応、全文引用します。

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。

全体的な発想としては、末端の人間に対して指示通りに死ぬほど働け、と言っている話ではなく、むしろ仕事を主導する立場の人間に対する戒めとしての意味合いが強いように思います。

ですので、会社を率いて経営をやりたい人とか、超どでかい仕事を成し遂げたい人などには訴求力が高いのではないかと思います。……むしろ、これくらいの気概を持っていないと、シビアなビジネスの世界では頭角を表すことは難しいのでは。

耳ざわりの良い成功哲学ばかりが書いてある自己啓発本ばかり読むより、この鬼十則を暗唱でもした方がよほどタメになるのではないでしょうか。

じゃあ、電通鬼十則」に従って仕事をすればいいの?

とはいえ、それはないでしょう。

こんなの、イチ会社員に過ぎない自分を含めた大多数の大人にとっては過剰な内容です。それに、そもそもの出処が広告代理店、煽りと誇張がバリバリの表現になっているのですから、馬鹿正直に文言通りに受け取るべきものではありません。

あくまで、使いたい人だけが自己責任で使うべき劇薬です。ちょっと毒が強すぎると思えば、自分なりにマイルドに咀嚼して利用しても良いわけですし。

 

まあ、こういう規範を文化として、他人に過酷な労働を強要するのは悪であるとは言っていいと思います。

仕事なんかのために死にたくないですもんね。

 

電通「鬼十則」 (PHP文庫)

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